黒ロムとは?

白ロムとは逆で、正式に回線契約があり、そのまま使える状態になっている端末を指します。 PHSを含めた携帯電話機のROMに電話番号などの情報が書き込まれている状態のもの。
携帯電話各社の正規販売店で購入できる携帯電話は、あえて白ロムと指定しない限りは全て黒ロムとなるわけです。
最近になって黒ロムという用語が表面化しているのは、言うまでもなく白ロムの端末が流通し始めていることが理由です。 カメラ付き携帯電話が普及したこともあり、写真だけでなくゲーム機としても使えるなど、解約後の端末でできることは多彩。
個人情報の流出も気になる為、解約しても自宅に持ち帰るユーザーが増えています。
また販売店側でも、そうした白ロムの不正な流出を防ぐ意味と、
中古機種の再利用というエコ的な視野から中古品の買取を始めている所もあります。
白ロムが注目を浴びるようになったのにはそうした背景もあるのです。
黒ロムと白ロムの違いは、自局番表示において電話番号表示の有無で判断できます。
機種によってはアンテナマークの有無でもわかる場合もあります。
しかし、いずれにしても正規の販売店で購入するのであれば、
通常は新品(=黒ロム)となり、中古品であれば白ロムと呼ばれます。
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